日本ダービーは若い3歳馬が出走し一番速い馬を決めるレースで、毎年日本ダービー記念日から約1か月後に開催されます。

1932年4月24日は日本初のダービー「第1回 東京優駿（ゆうしゅん）大競走」が開催された日です。

当時は東京優駿大競走というレース名で創設されたことから、4月24日は日本ダービー記念日に制定されました。

日本ダービーは1932年から開催され、第1回・第2回は東京に当時あった目黒競馬場で行われ、現在では東京競馬場で開催されています。

初めて開催された日本ダービーはあいにくの雨模様で馬場が不良のなか、19頭の馬が出走しました。

1着を勝ち取ったのは、一番人気のワカタカで第4コーナーでアサハギと並んだものの、4馬身差で逃げ切りました。

馬券は1枚20円で払戻金は単勝39円で1レース1人1枚のみ購入可能でした。当時の月給はおよそ60～70円のため、かなり高価な馬券だったことがうかがえます。

ダービーの由来ですが、イギリスの競馬の競争である「ダービーステイクス（Derby Stakes）」に倣って企画されました。元々、ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを決めるレースのことで、1780年に第12代ダービー伯爵エドワード・スミス＝スタンリーが創設したイギリス競馬会最高の行事でした。

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