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「葬式」「葬儀」「通夜」、それぞれの違いについて

2020/02/29

「葬式」「葬儀」「通夜」――――亡くなった方をおくるために行われる儀式の単語は、数多くあります。今回は、これらの意味の違いについて見ていきましょう。

 

 

「葬式」と「葬儀」の区別について

まず考えていきたいのが、「葬式」「葬儀」の違いです。

国語辞典を引けばこの2つは同じものとして使われていますが、葬儀会社や葬儀専門サイトによっては使い分けていることもあります。その使い分け方には明確な基準があるわけではなく、各会社・各サイトによって違いがみられます。

 

1.「葬儀」とは火葬の前に行われる宗教的儀式であり、「葬式」は葬送儀礼全体を含む

2.「葬儀」とは葬送儀礼全体を含む言葉である

3.「葬式」とは、家族だけで行う宗教的儀式+大勢の人が故人との別れを行う告別式 を表す言葉である

4.「葬式」とは通夜の翌日に行われるもので、「葬儀」とは葬式も通夜も含めた葬送儀礼全般を指す

などが代表的な考え方です。

 

これらは、「どれが正しい、どれが間違っている」というものではありません。ただこのサイトでは、4の立場である、「葬式とは通夜の翌日に行われるものであり、葬儀とは葬式を含めた葬送儀礼全体を含むものである」という意味で使っていきます。

 

 

「通夜」は今と昔では意味が異なる

「通夜」は「夜を通す」という書き方からも分かる通り、昔は夜通し行われるものでした。昔は通夜は、故人と極めて親しかった人が集まり、夜を通してろうそくと香をたやさないようにして故人を守るための儀式でした。昔は今とは異なり、生死を確認するための技術もお香を長持ちさせる技術も低いものでした。そのため、「本当に亡くなっているかを確認すること」「お香を絶やさないようにすること」などを目的として、夜通し通夜が行われていたのです。

 

しかしそののち、「半通夜(はんつや)」という考え方が出てきました。これは徹夜で見守るのではなく、夕方~夜から儀式を行い人にお参りに来てもらい、その後は解散……とするやり方です(ご家族は残って故人を見守りますが、徹夜をする必要はありません)。

 

この「半通夜」のかたちは、現代において広く受け入れられるようになりました。またこのかたちが広がるにつれて、「通夜は故人と親しかった人だけが出るもの」ではなく、「翌日の葬式に出ることができない人(葬式は昼間に行われるため、仕事に就いている人は出にくい)も参列してよいもの」に変わっていきました。

 

現在は、かつて「半通夜」と呼ばれていたものの方が「通夜」と呼ばれるようになってきています。特別に区別して語る必要があるときは「半通夜」「通夜」と分けられますが、一般的に「通夜」と言われた場合は、「夕方から行い、数時間で解散になる儀式」のことを指していると考えて問題ありません。

 

 

 

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