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葬式・告別式のときにはどんな格好をする?~遺族編

  • 喪主
2019/12/26

「葬式・告別式のときの遺族の服装」は、「通夜のときの参列者の服装」「葬式・告別式のときの参列者の服装」「通夜のときの遺族の服装」のどれよりも格が高い装いとなります。

これについて見ていきましょう。

 

 

男性編

 

男性の和装は、黒羽二重の羽織を使います。染め抜き五つ紋で家紋を配したものにし、袴を着用します。

「慶弔」はまったく逆のものですが、男性の正式喪服の場合は慶事と同じ服装になるのが特徴です(着方に微妙に違いがみられます)。

タビは、基本的には白色を選ぶことになります。草履は黒色にします。ただ、「タビは黒色にする」という地方はあります。

 

洋装の場合は、モーニングコートを着用することができます。ただ、葬式・告別式の遺族であっても、モーニングコートまでは使わず、一般的な喪服を着るケースもあります。

ネクタイは黒一色のものを選び、靴下や靴もそれに準じます。金具のついていない靴を選びましょう。

 

 

女性編

しばしば勘違いされることですが、「洋装よりも和装の方が格上である」というようなことはありません。どちらも「正式喪服」であるならば、格は一緒です。ただ、「ズボンはよくない」と考える向きもありますから、基本的にはスカートを選ぶべきです。

 

女性の和装の場合も、染め抜き五つ紋で、黒無地のものを選びます。また、黒い帯を締めます。

 

洋装の場合は、ワンピースやスーツが選びやすいでしょう。当然着るべきなのは「喪服」であり、ダークスーツなどは選びません。ストッキングは黒一色を選び、カバンや靴は金具のついていないものを選びます。

また、黒色であっても、ヘビ皮などの「殺生」を強くイメージさせるものは避けます。

 

「ズボンタイプの服装は避けた方がよい」としました。ただ、喪服はそれほど動きやすいものではありません。

「小さい子どもがいて動き回らなければならない」「足があまりよくない」という場合は、ズボンタイプのものでも構いません。また、体調面などを考慮したときに、「喪服は適当ではない」と判断された場合は、黒っぽい上着に黒いストレッチ素材のズボンなどを合わせることもできます。「体の具合に合わせた服装のチョイス」は、「遺族としての装い」よりも優先されるべきものだからです(なお、余談ではありますが、「足が悪くて正座が辛い」などの場合は、イスを持ち込むこともできます。葬儀会社に相