うすさま明王
2021/06/27
烏蒭沙摩明王は「うすさま」とよばれ、「烏枢沙摩」「烏枢瑟摩」「烏蒭瑟摩」「烏瑟娑摩」とも表記されます。
元々はインドの火の神様で、一切の汚いものを焼き尽くし、綺麗なものに変える力があります。
炎に包まれて全身が赤く、髪は逆立ち、怒りの顔で片足を大きく上げて立つ姿が一般的です。
密教では「不浄潔金剛」「火頭金剛」とよばれ、五大明王の一人ともされます。
禅宗のお寺ではトイレの前に祀られています。
お坊さんは必ず両手を合わせたのち、神聖な袈裟を外してトイレに入ります。
昔はトイレから伝染病が拡大しがちだったことから、庶民にも「トイレの神様」として伝わり、お寺から御札をいただいてトイレに貼る風習があります。
金運が上がる、年をとっても自分でトイレに行けるなどのご利益があるといわれています。
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