大袈裟とお陀仏
2020/11/01
大袈裟とは、実際以上に大変なことのように見せかけることをいいます。
「袈裟」とは、お坊さんが肩にかけている衣のことです。
儀式では、お坊さんたちはいつもより大きな袈裟をつけます。
それが人々にとても仰々しく見えたことが「おおげさ」の言葉の由来です。
お陀仏とは、人や動物が命をなくすことをいいます。
また、失敗して物や道具を壊し、取り返しがつかなくなったこともいいます。
「お陀仏」とは、亡くなった人を極楽浄土に救ってくれる阿弥陀仏のことです。
似た言葉に「お釈迦」があります。
物や道具が壊れたときに「お釈迦になる」というように使いますね。
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