法然
2020/09/13
美作国(岡山県)で生まれた法然は、鎌倉時代に阿弥陀仏の救いを説いて大人気になったお坊さんです。
9歳で父を亡くしたことから、お坊さんになるため13歳で比叡山延暦寺に入りました。
比叡山にあった沢山のお経を読み、仏教の知識を身につけ、「知恵第一の法然」と呼ばれ尊敬されるようになります。
当時は、大寺の権力争いや地震や大雨、日照りなども沢山あり、人々は生きる希望を失っていました。
法然は、貴族も武士も全ての人々を救いたいと願い、お経の中に答えを求め勉強すること30年…
「いつでもどこでも念仏を唱えなさい。そうすれば、阿弥陀仏の極楽浄土に生まれ変わり、救われる」という念仏の教えを見つけたのです。
そして比叡山を下り、京都の人々に念仏の教えを話すと、たちまち都中の噂となり、法然のもとには念仏の教えを聞こうと沢山の人が集まりました。
法然は、お寺を建てることもできない、難しいお経を読んだり修行もできない普通の人々に仏教を広めた改革者です。
法然がいたからこそ、日本は今のように誰もが仏教を大切にする国になったのです。
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