霜月(しもつき)
2021/10/27
もうすぐ11月ですね。
明治初頭より陽暦(新暦)を採用した日本では、12か月を1月〜12月の数字で表しています。それ以前は、季節感がわかるような和風月名で各月を表現していました。その11番目の月を霜月(しもつき)と呼んでいたのです。現在でも、陽暦(新暦)の11月に当てはめ和風月名の霜月を用いてます。
陰暦の11月は、陽暦の11月と時期が違います。陽暦は陰暦から1か月ほど遅れており、陰暦の11月は陽暦の11月下旬から翌年1月上旬頃に当たるのです。
霜月の意味・由来・語源にはいくつかの説があります。
もっとも有力だとされている説は「霜降り月、霜降月(しもふりつき)」が省略されて霜月(しもつき)に転じたというものです。陽暦(新暦)では12月頃となる霜月ですから、陰暦(旧暦)が用いられていた当時ではすでに霜が降りていたことでしょう。
他にも満ちた数字である十を上月とし、それに対して下月(しもつき)になったという説、その年の収穫を感謝する意味を持つ「食物月(をしものつき)」が省略されたという説があります。
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