戒名
2020/06/22
戒名は、仏さまの弟子となった証として故人に送られる名前の総称として用いられています。
宗派によってその考え方が違い、浄土真宗系の宗派では法名、日蓮宗系の宗派は法号といいます。
本来、戒名は亡くなってから付けられる名前ではなく、俗名を捨てて仏さまの弟子になった証として出家の時に与えられるもので生前に授かるものだったそうです。
後に出家をしない、在家のままで授戒会に参加して戒名を受けられるようになり、生前戒名を受けそこなった人でも葬儀の際に戒名を授けるようになりました。
日本で行われる葬儀は仏式での葬儀のため通常は戒名がなければ葬儀を執り行うことはできません。
しかし無宗教の場合は俗世の名前である俗名で葬儀を執り行います。場合によっては位牌にも俗名を名入れすることもあります。
戒名は、葬儀を執り行うことだけを考えたら仏式以外の葬儀を行う場合は必ずしも必要というわけではありません。
ただし、菩提寺がある場合、戒名がなければお墓に入れないなどの問題も起こりえるので、昔からのお付き合いのあるお寺がある場合、お寺にお墓がある場合は戒名が必要と考えた方がいいでしょう。
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家族葬.com 中村
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