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一般葬のメリットとは~一度にいろいろな人とお別れができる

2019/10/26

「一般葬」は、家族葬とは異なり、広く参列者を受け入れる形態の葬儀をいいます。今回はこの「一般葬のメリット」について取り上げていきましょう。

 

 

多くの人にお別れをしてもらえる

 

一般葬のメリットのひとつとして、「多くの人にお別れをしてもらえる」という点が挙げられます。

 

この「メリット」は、さらにいくつかの理由に細分化されます。

 

 

1.「私も招かれたかった」という人が出てこない

家族葬の場合は、家族が声を掛けた人しか参列しません。そのため、参列者が極めて限られます。これはもちろん、「故人とのお別れを、家族だけでゆっくりと過ごせる」というメリットに繋がります。

 

しかし、「私もお別れしたかったのに、招待されなかったのでいけなかった」という不満が出てくる可能性もあります。

 

 

2.故人のことを大勢の人に知ってもらえる

また、

「多くの人に花を入れてもらいたい」

「大勢の人に、故人の生きざまを知ってほしい」

という場合も、一般葬は非常におすすめの選択肢といえます。

 

多くの人に見送ってもらうことができますし、故人の功績などを知ってもらう機会にもなります。

 

 

3.弔問の回数を減らすことができる

家族葬などでひっそりと見送った場合、後になって訃報に接した人が「お参りをしたい」と家にいらっしゃる場合もあります。

 

これはとてもありがたいことではありますが、個別に対応しなければならなくなるため、非常に時間がとられます。特に、現役世代で亡くなった人や教職に就いていた人などはこの傾向が顕著です。

 

「一般葬」というかたちで、一度に多くの人にお別れをしてもらうことで、このような手間を減らすことができます。

 

 

不満が出にくいかたちであるのもメリット

 

現在は家族葬も増えてきていますが、やはりなかには「小さな葬儀ではかわいそう」と考える人もいます。

 

一般葬の場合は大勢の人を招いて行う葬儀であり、昔からよく選ばれているかたちです。そのため、周りの人からの反対も少なく、スムーズに式を進行できるというメリットがあります。家族・親族間の感情的な軋轢(あつれき)が生じにくく、トラブルが起こりにくいかたちだともいえます。

 

なお、「一般葬は家族葬に比べてお金がかかる」といわれています。これはもちろん事実なのですが、一般葬の場合は参列者からの不祝儀を受け取るやり方が一般的であるため、これによってある程度補てんすることは可能です。また、小さめの一般葬を行うこともできます。

 

「一般葬をしようと思っているが、お金の面で不安がある」という人は、葬儀会社にご相談ください。

 

 

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