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一般葬のデメリットとは~ゆっくりとお別れができないことが心残りになることも

2019/10/27

多くの人を受け入れて行われる「一般葬」ですが、これには「一度に多くの人にお別れをしてもらえる」「しきたりにのっとっているため、不満が出にくい」などのメリットがあります。

しかし一般葬にはデメリットもあります。

今回はその「デメリット」の方に注目していきます。

 

 

ご家族が対応に追われることになりやすい

一般葬の場合、大勢の人が弔問に訪れることになります。弔意からのご足労いただいていることは間違いないのですが、ご家族がその対応に追われることになりがちなのがデメリットです。席を立ち、挨拶をし、弔意に対するお礼を述べ……ということを繰り返していると、故人とのお別れの時間が十分に取れないことがあります。

 

もちろん、故人と対話することは、火葬後でも可能です。また家に帰った後に手を合わせることでも、会話をすることはできます。しかし肉体をとどめた故人と話すことができるのは、火葬が終わるまでの間だけです。

通夜や葬式・告別式は、決めなければならないこと、しなければならないことがたくさんあります。

そんななかで参列者の対応をしていくわけですから、故人と語り合う時間はどんどん削られていきます。

 

これは一般葬を選択するうえでの、もっとも大きなデメリットだといえるでしょう。

 

 

葬儀が大規模なものになりやすい

一般葬は、家族葬に比べて葬儀の規模が大規模になりがちです。

一般葬の場合は不祝儀を受け取ることが基本となるためこれである程度補てんをすることはできますが、一出ていく金額が大きくなることは覚悟しておかなければなりません。小規模な葬儀を行うこともできますが、たとえば「教職についていた人がなくなった。現役世代だった。そのため生徒や父兄も足を運んでくれたため、初めに想定していたよりもずっと大きな式になってしまった」ということもありえます。

 

この場合、葬儀会社によって対応が異なりますが、急きょホールを広げてスペースを確保して対応を行うこともあります。

 

「どれくらいの人数が来るかわからない」「増えるかもしれない」という場合は、「想定していたよりも多くの人が来たらどうすればいいか」「その場合、費用は変わるのか」などを事前に葬儀会社に確認しておくことをおすすめします。

非常に多くの人が来ると予想される葬儀の場合、葬儀会社の持っているホールの大きさでは対応しきれない可能性もあるので、特に注意が必要です。

 

 

一般葬には、メリットもありますがデメリットもあります。それを理解したうえで、一般葬にするかどうかを決めましょう。

 

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