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葬儀におけるお花~祭壇の花、花祭壇について

2020/01/29

「花」は非常に美しく、私たちの心を癒し、また慰めてくれるものです。

このため、祭壇にも花が使われることがあります。

今回はそれについてみていきましょう。

 

 

祭壇に花を取り入れる

 

祭壇は、大きく分けて、

・白木を使ったもの

・花を中心として作ったもの

の2通りに分けられます。

 

白木を使った祭壇は、家城のようになっているものです。「昔からの祭壇」といえば、こちらをイメージする人が多いことでしょう。

もっとも白木の祭壇であっても、「白木だけ」で構成されることはほとんどなく、そこに花が添えられます。供花が両サイドに置かれる場合もあります。神式の場合は榊がよく用いられますし、仏式の場合は菊がよく用いられます。

 

この「白木を使った祭壇」は、重厚で厳かな雰囲気を出せます。また、花も添えられるため、決して味気ない祭壇になることはありません。

 

 

近年人気が出ている「花祭壇」について

 

近年人気を博しているのが、「花祭壇」です。これは白木の祭壇を使わない(あるいは土台部分だけ白木を使う)で作るもので、祭壇全体が花で作られています。非常に華やかな雰囲気を出せるため、女性の葬儀などに特に人気です。18年ほど前は「花祭壇をやっているところは、それを一つの強みにできる」とされていましたが、現在では数多くの葬儀会社がこれを扱っているため、それほど珍しいものではなくなりました。花祭壇を専門に行うところもあるほどです。

 

花祭壇に使われる花は、原則として生花です。白を中心としていますが、緑やピンク、紫色などの花が入れられることもあります。また葬儀会社によって異なりますが、「故人の好きな花を入れてほしい」などの希望を聞いてくれるところもあります。

 

花祭壇は、白木とは異なり、「使いまわし」ができません。しかし花祭壇にする=非常に高くつく、ということもありません。その費用は常識的な範囲に収まります。

 

花祭壇は、花の種類や色を変えるだけで大きく印象が異なります。このため、「故人が生前愛していた花を使ってほしい」「故人が好きだった色で飾ってあげたい」「荘厳な雰囲気にしてほしい」「ロマンチックで優しい雰囲気にしてほしい」などの希望があれば、ぜひ葬儀会社にお伝えください。葬儀会社では、できるだけご家族様と故人様のお気持ちとご意向に寄り添い、「ご本人らしい葬儀・ご家族様にとって満足感の高い葬儀」を作り上