神無月
2020/10/07
10月は旧暦で「神無月(かんなづき)」と言われ、ある地域では反対に「神在月(かみありづき)」といわれています。
10月は全国の神様が一部の留守を守ってくれる神様を残して出雲大社へ会議に出かけてしまいます。その為、神様が出掛けてしまう国は神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国では神様がたくさんいらっしゃるので「神在月」というわけです。
年に一度、出雲大社に集まった神様たちは人の運命や縁などについて話し合います。異国の者同士が知り合い、結婚することがあるのは神々が誰と誰を結婚させようかと会議で話し合った結果なのかもしれません。その為、出雲大社は縁結びの総本山でもあります。また、来年の天候、農作物や酒の出来なども話し合われているそうです。
出雲大社の祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。天を象徴する天照大神(あまてらすおおみかみ)に対し、大地を象徴する神様です。
大国主大神にはたくさんの子供がおり、その子供達に全国各地の国を管理させました。そして子供達は年に一度、出雲大社に戻りその年の報告や来年の相談をしたのです。やがて他の神様も一緒に出雲に集まるようになったと言われています。
神在月の出雲大社はいつになく参拝者が多く、大社に飾られた大しめ縄も立派で圧倒されます。
縁結びのご利益がある出雲大社に加えて、たくさんの神様が集まる10月は特にご利益が高まるとして、参拝者が増えるのも頷けますね。
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旅立ちスタッフ 木田
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